なぜ人間はロボットを作るのでしょうか? 一体ロボットという存在は何なのでしょうか?
ロボットという思考の歴史を辿るテーマ展「ロボットクロニクル」は、紀元前より人間がロボットをメディアに行ってきたありとあらゆる表現活動を展示しています。「ロボット紀元前」「ロボット革命」「ロボット成長期」「ロボット飛躍期」「ロボット共生期」の5つのセクションで構成。写真、映像、現物etc.リアル、フィクションの膨大な情報をベースに、ロボットというイメージと思考の変遷と相互関係とを、ipodによるガイドシステムを用いて感覚的に学びとることができます。また、体験スペースでは、実際にさまざまな次世代ロボットやホビーロボットとのコミュニケーションが行えます。ロボット観を一度リセット、リライトし、ロボットへの新たな思考を働かせてみてください。ロボットとのどんな未来が描かれるでしょうか?
「ロボット」という言葉が生まれる以前の歴史を紐解きます。有史以来、人類は“人造人間”を夢見てきました。やがて時計技術の発展でオートマタが登場、産業革命を経て、金属むき出しの機械人間も夢想されていきます。
カレル・チャペックの『R.U.R』に登場した「ロボット」という言葉は、瞬く間に世界中に広がり、映画『メトロポリス』のマリアなど格好のアイコンを得てブームを巻き起こしまいた。家電の広告での宣伝役としても人気を博します。
大戦後、核開発用マニピュレーターを皮切りにロボットは実用化への道を歩み出します。日本では焼け跡の中で未来が夢見られ、後に多大な影響を与えるロボットたちが誕生。ハリウッド映画にも様々なスターが登場します。
アニメでは巨大な“乗るロボット”が人気に。産業用ロボットの分野では日本がトップになり、早稲田大学では2足歩行研究も始まります。電子技術が個人生活にも浸透し、マニアの自作ロボット、市販ロボットも登場しました。
ホンダ“P2”の登場は世界に衝撃を与え、二足歩行ロボット研究は急激に発展。一方、ソニーの“AIBO”が提示した“ペットロボット”というコンセプトは、人間と共生する“パートナーロボット”へと発展していきました。
ロボットの想像と創造の歴史トンネルを抜けると、最先端のロボットやさまざまなホビーロボットとの体験スペースとなっています。生の動き、しぐさを自由に見て、触れて、感じてみてください。
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